【リタイヤメントビザで暮らす 第7回】年長者にやさしいセブの暮らし

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門脇 椿峨さん(90歳)

娘さんと約1年前にセブへ移住。
今年の5月にはリタイヤメントビザを取得されました。
娘さんの旦那様もお二人より一足先にセブに移住したリタイヤメント組。
親子2代でセブに移住した、時代を先ゆくご家族です。
門脇椿峨さんは、6月11日になんと卒寿(90歳)を迎えられました!
そのお祝いの場に同席させていただき、インタービューしてきました。


Q1.セブに住むということについて

ビザを取る前、セブには3回来たことがあります。
いざ住むとなった時、最初は「知らない地に住むのはいやだな~」と思いましたね。
でも来てみると、近所となりはうるさくなく、フィリピン人はみな私に親切にしてくれるんですよ。
私は、娘と娘婿と、メイド、ドライバーさんと今住んでますが、娘やメイドさんは、日本食を作ってくれるし、ドライバーさんも行きたいところに連れて行ってくれます。
今では、日本よりも住みごごちがいいですよ。

Q2.リタイヤメントビザの利点

そんなことで、セブでの生活にも慣れ、気に入ったので、他のビザに比べ煩わしい手続きを毎回することがない、リタイヤメントビザの取得を決めました。
一度取れば永久だし、自由に出入国ができるのが、いい点だと思います。

Q3.毎日どのような暮らしをしてますか?

私は72歳まで仕事をしていました。

こちらに来てからは、毎週月、水、金曜日は午前中から夜7時ごろまで、日本食レストランの「神楽」(現在閉店)で、友人とマージャンをしています。
友人は全員日本人なので、マージャンをやっていてもすべて日本語で話せるのもいいんですよ。

ここでは、5人くらい友人ができました。
火、木曜日は家にいて、随筆をパソコンでうってますよ。
手を使うと、頭の体操にもなりますからね。

Q4.他に何かお楽しみはありますか?

私はビリヤードが好きでしてね。
特に4玉がとても好きで、自分でもうまいと思ってます。
120までいったんですよ。
今度はぜひ、セブ日本人会主催のビリヤード大会に出たいと思ってますよ。

あとは、ハーモニカなんかもやってます。
そうそう、先日は友人がカラオケ行ったとかの話になってね、では、僕も行ってみよう!と思い立ち、一人で「小町」というカラオケに行ってきたんですよ。
でも7時ごろに行ったら誰もお客さんがいなくてね(笑)
僕にも歌える曲があって、嬉しかったです。
3曲歌って帰ってきました。
女の子も世話してくれて、楽しかったですよ(笑)

Q5.これから、リタイヤメントビザ取得を考えられている方へのアドバイスをお願いします。

こちらに来たら、年齢を気にしすぎて年寄りくさくならないことと、いろいろな事に興味を持ってやってみることが大切だと思いますよ。
そうすれば、自然と友達もできますからね。

セブ島では、年長者を敬う気持ちがあちらこちらで感じられます。
年長者には、とても優しい国だと思いますね。

 

~セブポット2010年7-8号掲載~

門脇さん、これからもずっとお元気で 楽しい人生をお過ごしください。
編集部一同

 

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