(2020年1月時点の情報です。
フィリピンでは、規定が度々変わることがありますので、ご了承ください。)
フィリピン・セブに滞在される方は自分で観光ビザを延長する必要が有りますよね。
しかし、観光ビザの延長といっても何を持っていけばいいか分からない・・・どんな手順で手続きするのか不安・・・という方も多いハズ!
そんな方のために、今回はセブでのフィリピンの観光ビザの延長方法を徹底解説!
\フィリピンに30日以上滞在する場合に必要!/
フィリピンの観光ビザとは
■観光ビザ(9A)
日本人は観光ビザを取得していなくても、入国日から30日の滞在許可が与えられています。その後、30日以上滞在する場合は観光ビザの延長が必要です。観光ビザでの就労・就学は認められていません。
フィリピンに30日以上滞在する場合は、滞在許可の期限を過ぎる前に、観光ビザの手続きを行う必要があります。
(滞在許可期限は入国スタンプに書かれています)。
観光ビザは最長で3年間延長可能とされていますが、12ヶ月以上滞在の延長時には、入国管理局長の承認が必要な場合があります。
日本では、日本にあるフィリピン大使館で無料で取得することもできます。
しかし、必要書類も多く、手続きも少し面倒なため、観光ビザを取得せずに入国し、フィリピンで延長手続きをするのが一般的です!
\持っていくのは2つだけ!/
フィリピンの観光ビザ延長に必要なもの
・パスポート
・観光ビザ延長料金
の2つ。
観光ビザの料金は延長期間によって異なります。
下記の表を参考に現金を持って行ってくださいね。
▼観光ビザ延長費用
※2020年1月現在の情報です。
フィリピンでは、規定が度々変わることがありますので、ご了承ください。
滞在期間 | 延長料金(1ヶ月更新) | 延長料金(2か月更新) |
1ヶ月(30日) | 入国時自動取得の為、
費用は掛からない |
入国時自動取得の為、
費用は掛からない |
2ヶ月(59日) | P3,130 | 1度目の延長は、1か月延長のみ。 |
3ヶ月(89日) | P7,590
※ACR-I カード料金($50)が含まれ、 |
P7,590
※ACR-I カード料金($50)が含まれ、 |
4ヶ月(119日) | P4,150 | P4,150 |
5ヶ月(149日) | P2,430 | P2,930 |
6ヶ月(179日) | P2,430 | P2,930 |
7ヶ月(209日) | P3,840 | P4,340 |
8か月(239日) | P3,840 | P4,340 |
9ヶ月(279日) | P3,840 | P4,340 |
10か月(309日) | P3,840 | P4,340 |
11か月(339日) | P3,840 | P4,340 |
12か月(379日) | P3,840 | P4,340 |
※特別な事情がない限り、1ヶ月または2ヶ月ごとの延長申請となります。
※ACR-Iカード=外国人登録証
\フィリピン・セブ島にある中規模モール/
Jセンターモールのイミグレーションに行こう
セブのイミグレーション(入国管理局)はフィリピン・セブ島にあるJセンターモールの中に一つ、もうひとつはマクタン島のガイサノ・グランドモールの中にあります。
今回はJセンターモールのイミグレーションに行ってきました!
J センターモールはセブ島のマンダウエシティにあり、イミグレーションはJセンターモールの2階です。
Jセンターモールに入ってまっすぐ行くと薬局のWATSONSが見え、そこを右に曲がります。
両替所の後ろにあるエスカレーターを上がるとイミグレーションに着きますよ。
エスカレーターを上って左手にイミグレーションがあります。
こちらは月曜~金曜の8時から18時までが営業時間ですが、
観光ビザの延長申請は、観光ビザでの滞在が6か月未満の方は17時まで、
6ヶ月以上観光ビザで滞在している方は15時までなので早めに行くことをおすすめします。
Jセンターモールは朝10時から営業で、それより前の時間は正面の入り口は開いていません。
朝10時より早くイミグレーション行く場合は、下記の道順で行ってください。
Jセンター正面入り口の横にあるセブンイレブン、東横インを通り過ぎます。
突き当りまで来たら左に曲がり、道なりに進みましょう。
この入り口が見えたら、入って右手にエレベーターがあるので、2階まで上がるとすぐにイミグレーションです。
\書類の記入と支払い/
フィリピン観光ビザ申請の流れ
イミグレーションに入ると手前にカウンターがあります。
観光ビザ(Tourist VISA)を延長したいと、カウンターのスタッフに伝えましょう。
例)「 I want to extend Tourist VISA.」
パスポートを渡すと、観光ビザの申請用紙をくれるので記入します。
フィリピン観光ビザ延長用紙(記入例)
これが観光ビザの延長申請用紙。
こちらの記入例を参考に書き込んでくださいね。
※手続きの速さは”Express Lane”(即日延長処理可能)と”Regular Lane”(数日処理にかかる)がありますが、よっぽどのことがない限り”Express Lane”にチェックをつけてください。
チェックをつけてない場合でも自動的に”Express Lane”になります。
”Express Lane Fee”(1000ペソ)はかかりますが、”Regular Lane”だとパスポートをイミグレーションに数日預けることになるので、”Regular Lane”はお勧めしません。
観光ビザの申請用紙を書き終えたら、もう一度申請用紙を受け取った最初のカウンターに行き、スタンプを押してもらいましょう。
番号札ももらいます。
それから正面中央の”RECEIVING”カウンターにパスポート・スタンプの押された申請用紙・証明写真を渡してください。
しばらくすると渡された札の番号を呼ばれます。
自分の番号を呼ばれたら正面右のお会計(CASHIER)カウンターにに並び、提示された料金を支払ってください。
この時に番号札もスタッフに渡します。
料金を払った後、またしばらくすると名前を呼ばれるので、一番右端の”RELEASING”カウンターへ行きましょう。
ここでパスポート、証明書(SERTIFICATION)、レシートを受け取ります。
以前までは、パスポートに観光ビザを延長した証明のシールを貼ってくれたのですが、最近Jセンターモールのイミグレーションではシールが無くなってしまいました。
上の画像のようなレシートを観光ビザを延長するごとにもらえるので、必ず保管し次回の観光ビザ延長の際も持参しましょう!!
ビザの延長はコレで完了です!
しかし、今回が2回目のビザ延長の方は忘れてはならないことが!
\ACR-Iカード発行の費用を忘れないで!/
観光ビザ延長2回目以降の場合はACR-Iカードの発行が必要
入国から59日が経過した後の2回目のフィリピンの観光ビザ延長では、更新期間を1ヶ月または2か月から選ぶことができます。
そして、外国人登録証(ACR-Iカード)を取得する必要があります。
外国人登録証とは、通称I-カードと呼ばれ、60日以上滞在する外国人に発行が義務付けられているカードです。
2回目の方は延長申請用紙を受け取る際にACR-Iカード用の申請書も一緒に渡してくれますので記入して、延長申請書と一緒にカウンターに提出してくださいね。
その後、イミグレーションの向かい側にあるこちらのカウンターで指紋採取をします。
申請費用は3,000ペソ前後(50ドル)。
この料金は延長料金に含まれているので先ほどのカウンターで支払えばOK♪
発行はマニラで行うので、届くまでに1ヶ月かかります。
1ヶ月後にイミグレーションに行くと受け取ることができるので、すぐに必要でなければ次のビザ更新時に取りに行っても大丈夫です。
Iカードは身分証明証になるので、常に持ち歩いておくとIDの提示を求められた際に便利ですよ♪
\フィリピンに長期間、滞在する方は要注意!/
6か月以上滞在した方は出国許可証ECCの取得を忘れずに
さらに、観光ビザで6ヶ月以上滞在した方は出国時に出国許可証(Emigration Clearance Certificate/通称:ECC)が必要です。
観光ビザの場合は、I-カードを持っていても、出国の数日前までにイミグレーションで必ずECCを取得しなくてはなりません。
フィリピンから帰国する又は他国に行くことが決まったら、出国日の1ヶ月前から1週間前までにイミグレーションに出国許可証を申請しに行きましょう!
ECC申請に必要ななものは、
・上の画像のような2枚の申請用紙
(イミグレーションの受付で伝えるともらえます。できる限り記入し、分からないところはイミグレーションのスタッフに聞いてみましょう。)
・パスポート
(観光ビザ延長時に貼付けられたシールもしくはレシートも一緒に)
・2×2(5センチ×5センチ)の写真が4枚
・ACR-Iカードの両面コピー
(コピーを忘れてもJセンターのイミグレーションの近くにコピーしてくれるお店があります。
イミグレーションの裏にあり、イミグレーションのスタッフに聞くと教えてくれます。)
・ECCの申請費用500ペソ
ECC取得の流れですが、
イミグレーションの入り口でECCを取得したい旨を伝えると申請書類がもらえる
↓
(ACR-Iカード取得時に指紋登録できなかった人は、このタイミングでACR-Iカード受け取り場所で指紋登録するようです。)
↓
申請書類の記入と必要なものが揃ったらイミグレーションの”RECEIVING”カウンターへ提出
↓
自分の名前(番号札)が呼ばれたらお会計”CASHIER”カウンターで支払い
↓
一番右端の”RELEASING”カウンターでECCの受け取り
(ECCの発行作業は時間がかかります。例えば、午前中申請で当日午後受け取り、午後申請で翌営業日午前中受け取りなど。)
申請の際に必要な2×2の写真は、日本の証明写真機にはあまりないサイズ。
フィリピン・セブに来てからモール内にある写真屋さんで撮った方が日本よりも安いです。
セブは日本のようにスピード写真はないので、写真の出来上がりまでに15分~1時間ほどかかります。
料金はお店によって異なりますが、2×2サイズの6枚セットで60~80ペソほど。
ECCの申請をする予定の方はご用意ください。
証明写真が取れる場所
▼両替所の奥にあるエースハードウェア(Ace Hardware)の向かい(Jセンターモール)
▼Picture City (AYALA)
▼pixelpoint (AYALA)
▼EXPOTURE (AYALA)
▼Kodak Express (AYALA)
▼Tronix (SM Cebu City)
▼Picture City (SM Cebu City)
▼DIGI HUB (JYスクエア)
など。
上記のお店で「2×2(トゥーバイトゥー)」の写真を撮りたいと伝えて下さいね。
(※写真は必要ない時もあるそうですが、ルールが予告なく変更される場合もあるので一応用意しておきましょう。)
\ACR-Iカードを持っている人必須!/
アニュアルレポート(年次報告書)の提出
観光ビザで滞在している人の中でも、2ヶ月以上滞在していてACR-Iカードを持っている方はアニュアルレポート(年次報告書)の提出が必要となります。
(※2020年2月現在、観光ビザの方は免除。情報は日々変更される可能性があります。)
2020年の提出期限は2020年1月2日〜2月28日まで。
※突然変更される場合もありますので、時期が近づいてきたら早めにご自身でご確認ください。
必要書類は
・パスポート
・ACR-Iカード
・現金(310ペソ)
の3点。
イミグレーションで「アニュアルレポート」と言えばスタッフの人が案内してくれます。
期限内に提出しなかった場合は、遅延料を支払う必要があるので必ず期間内にイミグレーションで手続きを行ってくださいね。
\フィリピンのビザサポートならお任せ/
フィリピンのビザについてはHatena Solutions, Incに聞こう
ビザの期限日までにフィリピンの観光ビザの延長をして、充実したセブライフを送って下さいね。
しかし、観光ビザに関する手続きは予告なくルールが変更される場合があるので注意!
もし、フィリピンのビザで分からないことや不安なことがあったらこちらへお問い合わせくださいませ。
ビザ・不動産などの移住サポートを行っているHatena Solutions Inc.(セブポットのグループ会社)がご案内いたします。