先日、今年で10周年を迎えるWORLD ORDERの新曲ミュージックビデオが、セブ島にて撮影されました。
そこで、今回はWORLD ORDERを率いる須藤元気(すどう げんき)さんにセブポットが独占インタビュー!
須藤元気さんといえば元格闘家、WORLD ORDERのリーダー、そして2018年にセブ島の語学学校・QQ Englishの校長に就任したことでご存知の方も多いかと思います。
詳しくはこちら!
須藤元気さんが校長に就任!セブ島の語学学校「QQ English」でのセミナーから特別インタビューまで!
今回の取材では10周年を迎えたWORLD ORDERへの思いと今後の展開、先日セブ島で行われたミュージックビデオ撮影の背景についてお伺いしてきました。
【須藤元気さん率いるWORLD ORDER】10周年を迎える新曲MVをセブ島にて撮影!
WORLD ORDER について
オフィシャルサイトより
WORLD ORDER(ワールド オーダー)は、元格闘家・タレント・俳優の須藤元気さんが2009年に結成したダンスパフォーマンス&音楽グループ。
「勤勉な日本人サラリーマン」のビジュアルに、「ロボットの様なダンス」という唯一無二のパフォーマンススタイルは海外でも高く評価され、『笑っていいとも!』『中居正広の金曜日のスマたちへ』『情報プレゼンター とくダネ!』『SMAP×SMAP』などのテレビ番組への出演をきっかけに知名度が一気に拡大。
他に類のない独自の世界観がアジア、南北アメリカ、EU圏で幅広く支持され、熱烈なファンを擁しています。
10周年を迎え、新しく3名がメンバーに加入!
代表曲HAVE A NICE DAYはYouTubeで2,300万回以上再生されるなど、国内外問わず注目されています。
また、2012年3月15日には「Dell Streak Pro」販売記念のイベントで、WORLD ORDERの7人の他640人のダンサーの計647人で「WORLD ORDER」を踊り、「最大人数のロボットダンス」でギネス世界記録に認定されました!(現在は更新されています)
彼らのミュージックビデオ制作は日本の各都市をはじめ、アメリカ、メキシコ、韓国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、インドなどで行われ、その土地を象徴するような場所で撮影し話題になっています。
【須藤元気さん率いるWORLD ORDER】10周年を迎える新曲MVをセブ島にて撮影!
セブポット独占インタビュー
ーセブ島で撮影することになったきっかけとは?
QQイングリッシュの校長になった時点で、どこかのタイミングでMVはセブで撮りたいと思っていました。
パッと見て映像でセブとわかるのは意外に難しいんですよ、セブってアイコン的存在がないので。
タイなのか?フィリピンなのか?ベトナムなのか?
説明が難しい中で、セブの町並みだけで魅力を出すのは正直難しい。
だからストーリー仕立てにしようと思いました。更に新しい切り口で。
そこでQQにいる1200人の先生をエキストラとして使ったら、結構いけるんじゃないかなって。
東南アジアならではの人海戦術で、インドのBollywood映画みたいな迫力が出せるんじゃないかと。
須藤元気氏と、エキストラとして参加したQQイングリッシュの講師達
あとは多分、映像みたら”これ先生なの?”って驚くと思います。
それくらい先生たちの演技が上手いんです。
フィリピン人ならではですよね。
ー今回のミュージックビデオのコンセプトについて
トピックとしては、LGBT(※)を取り上げています。
MVのストーリー展開でいうと悪い5人・ブラック企業的なキャラクターが戦いから愛によってビーナスに変わるっていうストーリーなんですけど。笑
結局、現実の世界でも男性性と女性性のバランスを取るのが大変だと思うんです。
内にある男性性、女性性のバランスがとれてる人は魅力的、安定感がある。
例えばゲイの先生って学校にすごく多いんですけど、彼ら(彼女?)って教えるのがすごく上手いんですよ。
愛があるっていうか。いいなと思います。
僕以外の生徒も、ゲイの先生と仲が良い生徒が多いです。
ゲイの先生って人気なんですよ。
それってやっぱり男性なんだけど、女心がわかるというか。
全員ゲイになるとかそういう話ではなく、内にある女性性、男性性を意識する。
そういうのを少し意識するだけで、世の中が平和になるんじゃないかなって。
(※)LGBTとは…Lesbian(女性同性愛者)、Gay(男性同性愛者)、
須藤元気氏自身が校長を務めるQQイングリッシュ・シーフロント校で講師達と撮影する様子
ー新曲WE ARE ALL ONEについて
今回のタイトルは、「WE ARE ALL ONE」と言って、僕が昔から伝えて いるメッセージで、10周年の区切りとして作った作品でもあります。
感動するMVって自分でもあまりないんですが、今回のMVは見ていてあったかい気持ちになります。
物語のフォーマットは定番なんですが、感情移 入できるものを作ったつもりです。
セブと、フィリピン人の人柄だからこそ撮れた作品だと思いますね。
ー須藤元気氏を魅了する、セブ島の魅力とは
セブは…もう最高です。笑
人もいいし、ローカルを身近に感じられるのも良い部分です。
最近今更ですがジブニー(フィリピンの乗合タクシー)もデビューしました。
海も大好きだし、明日もダイビングです!
あとは韓国料理のクオリティが高い!
実家が日本食屋なのに韓国料理大好きなんです。
仕事しているのか遊んいでるのかわからない時もあるくらいで。
セブに来るとホッとするというか。
イージーゴーイングじゃないですか、皆。気楽で。
日本人とフィリピン人を足して2で割ったらちょうどいい感じだなと思います。笑
ジプニーに乗るWORLD ORDERのメンバー
ーセブ島と他の南国との違いは?
ハワイなど観光地としてメジャーな場所との違いは、アジアを感じられる場所は落ち着くことですね。
語弊を恐れずに言うと、やっぱり日本人は少なからず西洋人に萎縮するところってあると思うんです。
そういう意味で同じアジア人って、一緒にいても肩に力が入らないというか。
リラックスできるんです、実際いい人も多いですし。
あとは渋滞さえなくなれば、セブ島は天国です。笑
ー10周年を迎え、WORLD ORDERのプロデューサーとしての今後の目標は?
今まで世界各国で撮影してきて、まだ撮ってない国とかもあるので、世界中でMVが撮れたらいいなって。
あとは若手メンバーが入ってきたので一つの区切りの中でどうなっていくかも楽しみです。
自分が次のステージに向かう中で新しいメンバーがどう頑張って行ってくれるか期待しています。
自分がWORLD ORDERの中でできることは10年間で表現し尽くしたし、今回のMVで出し切ったと思うんですよね。
伝承は維持しつつ、新しい形にしなきゃいけない。
ワールドオーダーのスーツを着てロボットダンスをするパフォーマンスは、アイコンでもあり、替えが効かない。
そういうものって長くやればやるほど価値が出てくるんです。
だって僕らが白髪のおじいさんになって、スーツ着てロボットダンスしてたらカッコよくないですか?
10年、更に20年やったら最終的にYMO(※)さんみたいな立場になれるのかなっていう。
だから継続が大事。
WORLD ORDERのパフォーマンススタイルは既に皆が継承してくれてるので、新しい着眼点に関してはメンバーに任せていきたいと思っています。
(※)YMOとは…イエロー・マジック・オーケストラは、日本の音楽グループ。
1978年に結成。通称、YMO(ワイ・エム・オー)。
ー須藤元気、一個人としての目標は?
着々と進めていっています。まだ詳細は言えませんが。笑
20代は格闘家として、30代はWORLD ORDERとして、だいたい10年刻みでそれぞれのステージの区切りになることが多かったので、40歳になり、また新たな転換期として色々なことを計画しています。
今までも、格闘家の自分とワールドオーダーの自分は切り離していたし、いつまでも過去の栄光を引きずっていたらダメだと思うので、また新たな自分にチャレンジしていきます!
新しいステージに向かうこれからの10年にも、期待しててください!
須藤元気氏とセブポット代表・佐藤ひろこ
今後のWORLD ORDER、須藤元気さんに乞うご期待です!!
ぜひ、ご覧ください♪
WORLDORDERの他のMVも見れるYouTube公式チャンネルはこちらから!
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