フィリピン・セブ島会社設立・海外進出したい企業さん必見!
2023年最新ビジネス情報
フィリピン・セブ会社進出の最新情報をセブ島のコワーキングスペースを運営し、フィリピンに進出する日系企業を支援しているenspace Cebuの山田亮太さんにお話を伺いました!
Q: このEnspaceはITパークにあるシェアオフィス、コワーキング施設ですが、ここはいつオープンされたんですか?
A: 本格的にグランドオープンしたのは、2022年4月のコロナがそろそろ開けるという時です。
Q: それは大変でしたね。笑。コロナ禍で何か気づきはありましたか?
A: ロックダウンで新規日本のマーケットは諦めるしかなく、フィリピン企業に集中した3年間でした。私たちは元々日本に本社があるIT関連に強い会社なのですが、マーケットを変えざるを得ない中で、セブには日系以外の外国の資本が入ったフィリピン企業さんが本当に多いことを実感しました。セブ島には特にコールセンターやBPO、システム開発など、IT関連企業を中心に本当に世界中の企業が集まっているんです。
Q: IT関連会社が多い理由はありますか?
A: 会社によって様々ですが、まずは「人材確保」を目的とされるお客様が非常に多いです。日本はもとより、世界的にIT人材不足である中、フィリピンには英語が話せるIT人材が豊富にいて、人材不足の解消や今後グローバルに進出したいという目的がある企業様も多いですね。
また、業種ごとに外資が投資できる割合がそれぞれ決まっているのですが、IT企業はそのネガティブリストから外れていてIT企業であれば100%外国資本で設立が可能です。
さらに最近法律が緩和され、通常は法人設立に5人の発起人が必要なのですが、IT関連企業は発起人1人で法人登記が可能になり、優遇されていることも大きいと思います。
私たちのオフィスがあるセブITパーク内も 外資系のコールセンターやサポートデスク、バーチャルアシスタントなど海外のお客様に対してサービス提供をしている企業がたくさんあり、世界のBPOの拠点となっています。
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Q: そのほかに特にセブ島に多いもしくは向いている業種はありますか?
A: やはり豊富な英語を話す人材を生かした英語学校やオンライン英会話などの英語関連ビジネスですかね。あとはフィリピンマーケットに合わせて飲食店や美容の進出、セブはリゾート地でもあるのでホテルやアクティビティ、など観光関連の会社も多いです。
セブ島はマニラに次いでフィリピン二番目の経済都市なので、大学の数が多く、IT系の専門学校、周辺都市からもセブ島へ勉強や出稼ぎにくる人も多いので人材が豊富なのも特徴です。
Q: マニラと比べてセブの特徴を教えてください。
A: 街の規模感が大きすぎずちょうどいいので、マニラに比べて住みやすい。地方都市なので人が優しく素直で、日本人との相性が良いのでないかと思います。
また、日本人にとってはリゾートのイメージが強いセブですが、高層ビルが立ち並ぶ都会でもあり、実は山もごく近くにあるんです。海と山が近いのは神戸みたいな感じですかね。のんびりできるリゾートと、ITパーク、ビジネスパークのようなオフィス街も整っているというリゾートと都会の両面を享受できるのがセブの特徴ですね。
日本から一番近い英語圏であり、特にセブの人はフィリピンの中でも英語が一番上手だとされています。マニラに比べると最低賃金が1日あたり468ペソ(約1260円※2023年10月現在)まだまだ人件費も安く、日本からの直行便もあり4−5時間程度。時差もたったの1時間。
またマニラは、製造業や大手企業の進出が目立ちます。セブはマニラに次いで2番目の経済都市と言いましたが、人口も経済規模もマニラはセブの10倍ほどはありますので、より大きなマーケットを求めたり、より高度人材を求めるなら、マニラの方が向いているとも言えます。
またよく言われることですが、フィリピンは人口ボーナスがASEANの中でも長いので、長くビジネスをしたい場合、人材確保が比較的容易なことも魅力です。
フィリピンの人口は1億人を超えていて、国内の経済成長も顕著なので、今後国内向けのビジネス展開も考えられると思います。
また、今後海外マーケットを見込んだ日系企業の進出も最近は目立つようになりましたね。
Q: コロナ後のフィリピン・セブ島のビジネス経済の回復はどんな感じでしょうか?
A: フィリピンのローカルマーケットは、景気が良すぎるほど良いですね。世界中どこにも言えることかもしれませんが、物価の上昇もとても早く感じます。相変わらず、新しいオフィスビルやコンドミニアムの建設も盛んで、色々な面において日本よりは、だいぶ変化が早い感じがします。
特に、中間層が豊かになってきています。世界中で人気のラーメンですが、セブ島でも人気のラーメン屋さんだと一杯約500ペソ(約1300円※2023年10月現在)くらいします。それでもフィリピン人で満席です。笑。これまで日本人や外国人しかいなかったようなレストラン、バーにもフィリピン人がかなり増えています。
Q: コワーキングへのお問い合わせ等はいかがですか?
A: 2023年の4月ごろから、急に新規会社設立のお問い合わせが増えてきましたね。弊社で日系企業からのお問い合わせで特に多いのは、やはりIT/ソフトウェア関連の会社です。
Q: なるほど。今はどんな方がシェアオフィスやコワーキングを利用されてるんですか?
A: 日系企業さんが30%、外資やローカルの会社が70%くらいを占めています。スタッフの頑張りもあり、現地にシェアオフィスやコワーキングスペースとしての知名度が上がったことが大きかったです。これははじめの予定とは違った、嬉しいことでもありましたが、コロナも明けて今後日系マーケットに対しても認知度向上に強化したいと思っています!
まるッとお任せできる安心のサービス
Q: Enspaceさんでは、コワーキングやシェアオフィスなどの場所貸しの他にどのようなサービスをされてるんですか?
A: 進出される企業様を支援するため、会社設立やオフィスのご提供から会社運営のためのサポートや人材採用まで幅広いメニューをご用意しております。お客様の目的に合わせて、コストやリスクを抑えたご提案を行っています。
具体的には、
・会社登記
・会計サポート ・法務サポート ・各種許認可の取得 ・オフィス/会議室 ・採用支援 ・雇用代行 ・視察/市場調査 ・M&A |
など多岐に渡ります。
というのも海外進出して来られる企業さんが、苦労されている点として
ー会社作り方がわからない
ーどうやって人を集めていいのかわからない
ー労務・経理に苦労する
などのお悩みが多いので、それらのバックエンド業務をお受けさせていただくことで、本来進出してきた本来の目的に集中していただければと思います。
人数の拡大や余裕が出てきたら自社で整えていくのもいいかと思います。
他社との違いや弊社の強みとしては
シェアオフィスがベースなので、場所の提供と、会社設立、運営のサポート、アフターケアまでトータルでサポートできる。
また弊社には日本人が3名在中しています。経験豊富かつ多種多様なメンバーが揃っています。またトラブルを未然に防いだり、被害を最小限に抑えるために顧問弁護士が13名在籍しています。
またIT人材に強い。IT人材探しや採用までもサポートできる。
という点が挙げられるかと思います。
enspace cebuさんの場所やサービス、施設の詳細はこちら
セブの日系シェアオフィス・コワーキングスペース enspace Cebuって?
会社設立が不安なら雇用代行(GEO)サービスも!
Q: いきなり会社を設立するのは不安だという会社さまもいらっしゃるかと思うのですが、そのようなお客様はどのように進めていけば良いのでしょうか?
A: その場合には、雇用代行をオススメしています。雇用代行とは、法人設立をせずフィリピン人の人材をお客様の業務のために弊社が代理で雇用するというサービスです。そうすることで、会社設立の初期コストをかけることなく、フィリピン人の人材を雇用することが可能になります。
万が一うまくいかなかったとしても会社を清算するようなリスクを犯す必要もございません。
Q:なるほど。それは最初の一歩にはリスクが少ないですね。どういった業種や会社が利用されていますか?
A.mmmmmmjjjmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
グローカルファクトリーがコンセプト!
Q.EnspaceさんはなぜIT人材の採用が得意なんですか?
A.エンライズグループは元々東京を本社とし、ITエンジニアを採用、育成に力がある会社です。2018年には仙台にシェアオフィスコワーキングをオープンし、地方の企業を応援してきました。エンライズグループのITの知識と、仙台にあるエンスペースのコワーキング実績を元にそこで培ったITに関するノウハウや知見をフィリピン進出したい企業さんにご提供しています。
エンライズホールディング株式会社(ENRISE HOLDING INC)
https://enrise-holdings.co.jp/
また、グローカルファクトリーをコンセプトに、日本の地域やコミュニティーを海外の人材や地域とつなぐことによって、日本の企業さんが盛り上がり、成長できるようになる。
海外のIT人材が日系の企業でも活躍してもらえる場所を作りたいと思っています。
また日系のIT企業様向けに最近新しく始めたサービスとして
IT企業まるっと海外進出サービス
https://enrise-global.com/lp001
も始めました。
これはまさに、IT関連の企業様のフィリピンへの進出、会社設立からIT人材採用、労務、経理まで全てまるッとお受けするサービスです。
Q.ますますフィリピンも盛り上がっていきそうですが、今後の展望などありますか?
A.セブ島はビジネスエリアとして、ITパークと、セブビジネスパークの2大拠点があるのですが、今はITパークにオフィスを構えており、2024年3月にはビジネスパークにも2店舗目をオープン予定しています。ビジネスパークの一等地に2022年に完成したばかりのオフィスビルで、テラスを含め1000平米の優雅な空間に「和モダン」をテーマにしたオフィスを目指しています。シェアオフィス、コワーキング、会議室、シアターにも使えるファンクションルームなど多機能なオフィススペースになっています。
また、マニラにも2024年には進出予定しており、ますます、フィリピン進出をサポートしていける体制を強化していきます。
海外に進出にご興味がある方、ご相談などお気軽にご連絡くださいませ。