きらり☆にっぽんじんVol5

人と人の繋がりが、僕の作品を生んでいます。

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ストリートアーティスト
AITO KITAZAKI(26歳)

2009年:ストリートアート活動開始
2012年以降:ロンドンに渡り作品を多数残す
2013年:GRAFFIK GALLERY(ロンドン)・BOTTLENECK GALLERY(ニューヨーク)に作品を出展
2014年1月:個展を開催
作品は、新宿伊勢丹、日本橋三越でも見られ、セブでは今回初の作品となる。

artist専門学校を終えて、ストリートアーティストを目指し一人渡英した頃、そこでは何もつてがありませんでした。イギリスでストリートアーティストを目指す人たちが集まって描いている有名なトンネルがあるんですが、とにかくそこに行って他のアーティストに混ざりながら絵を描いていました。僕の絵はステンシルという方法で描いています。ヨーロッパでステンシルといえば、世界的に有名なストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)が用いている方法。ステンシルアート=バンクシーと言われるほどですが、逆にそのトンネルではほとんどステンシルで描いているアーティストはいなかったんです。

そんな中、僕の作品に声がかかるようになり、イギリスで個展を開く事ができるまでになりました。その後、ニューヨークなどでもグループ展に作品を出展するなどの機会をいただき、活動範囲が広がってきました。

今回は、自分が以前日本で働いていた飲食店に、お客様として来ていただいた方が、セブで新しく洋食店をオープンするということで、レストランの壁に作品を描いてほしいと依頼を受けて、セブに来ました。今回、レストラン[Skillet]さんに描いた作品のテーマは”No one can live alone”。以前はいい作品を作ってさえいればそれでいいと思っていたところがあったのですが、今回の作品作も含め、色んな人たちの協力があってこそ、自分が今こうして作品を作れているんだということを想い、「誰も一人では生きていけない」というテーマを選びました。

また、せっかくセブに来たので、ストリートにもアートを残したいと、 ゴロルドエリア、ハロルドホテル裏道付近にも作品を残しました。

レストランと同様、お近くに行った際には是非、絵をみてくれたら嬉しいです。