カピスの工場見学へ 行ってきました! の巻

image (59)カピスの工場見学へ 行ってきました! の巻

貝細工のなかでもセブのお土産名産にも欠かせない「カピス」。今回のセブデイズはカピスで作られたのお土産品を気に入られたセブ領事館、作永領事夫妻のご希望で、その生産現場を見学することに!ある晴れた土曜日の朝、セブ市から30分ほど南にあるミングラネリアまでカピス専門の工場見学へ! Lets Go~! 


 

カピスってなに? 

ネイティブアイテムとしてもおなじみの貝細工。セブは貝細工の工芸がとても盛んなんです!その中でも有名なのがこの「カピス」を使ったもの。(写真左。写真奥の白い山は全てカピス!)ごく素朴なこの貝殻が、実は変幻自在にその姿を変えることのできるとっても優秀な貝殻なんです。

早速、工場の現場へ

広い敷地に、ひたすらカピスの山。まずは洗うことから始まり、漂白、焼き、色づけ、切断、加工などの工程を踏みます。その作業のの全てが人の手によるもの。また、水につけ、特殊な工程を踏むことでカピスは柔らかくなり、どんな形にも柔軟に姿を変えることができるのです。 工場の皆さんも、慣れた手つきで仲間と団欒を楽しみながら和やかなの雰囲気。 よく見ると、お話していても、手は休んでいません。「下を見なくても手が覚えているのよ」とのお言葉。長年働く人々の職人技なんですね。

仕上げの工程へ   

小物などはネイティブアイテムのお土産品として、主にハワイなどに出荷されています。また、カピスは光を通す貝殻なので、キャンドルホルダーとしても人気。貝殻越しに映し出されるキャンドルの柔らかい光はとてもきれい。特にキャンドルを日常で用いる、北欧への出荷が多いとか。何万個という単位で輸出されているんですって。デザインがオシャレで有名な北欧とセブの意外な関係ですね。

 

 

こんなアイテムもあるよ   

小さな小物ケース、ランプ、キャンドルホルダー、お皿、アクセサリーなどの小物から、お部屋の間仕切り、カーテン、タイル代わりになど大物まで、対応できる幅広さがすごい!オーダーメイドももちろん可能なので、交渉しだいであなたのデザインをオリジナルでつくることもできるんです。 お世話になりました! 作永領事も「いいもの見せてもらった!」と、とても興味深く見学しておられました。もちろんお土産もしっかり購入♪ 今後、セブの工芸品としての知名度をもっと上げてもらいたいですね。
今回お邪魔したのは、 Capiz Shell Phil,Incさん 。 もともと小さな家の中で数人ではじめた工場も,、今やセブ一のカピス専門工場に成長。 お問合せはSiony/シューニーさんまで TEL: (032)272-8568 / 272-6033 URL: www.lamperong.com 人気のキャンドルホルダーなどを中心にマクタン島DHガーデン内「ネイティブショップ」(P19)にて購入可能です。
 
 
 
カピス 全て手作業で、進められています 仕上げの工程