在フィリピン日本国大使館 セブ出張駐在官事務所長 大竹 庄治 事務所長

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大竹 庄治 事務所長

2013年新しく着任された 大竹セブ出張駐在官事務所長にメッセージなどを伺いました。


Q1:セブの印象はいかがですか?

A:こちらへ赴任する前は、アフリカ各地、カリブ海周辺を含め、約23年間仏語圏諸国に勤務しておりました。アジア周辺の国で、本格的に領事として勤務するのはセブが初めてです。ただ日本と同じアジアというだけあり、違和感なく入れたような気がしますね。

 

Q2:セブはアフリカ地域と比べて違う点などありますか??

A:アフリカよりは、 停電なども少ないですし生活水準が高いと思いますね。但し、セブの水道水を除いてでしょうか。セブの水道水は石灰質が多くて、直接は飲めないですよね。また、アフリカでは多い熱帯性の病気もほとんどないのが違いでしょうか。

 

Q3:大竹事務所長の考えてる領事館の役割とは、何でしょうか。

領事館でも読まれています「セブポット」

A:在留邦人の安全確保が優先任務と考えています。時々は、皆さんもフィリピンに出されている海外安全情報(詳しくは、http://www.anzen.mofa.go.jpから)を定期的に見ていただきたいと思います。そこから、外務省が発する最新の情報を得て、各自が事故のない、安全な暮らしをていただくのが大切ですね。 フィリピンに長く暮らしてる方も、油断せず初心に戻って気をつけていただきたいと思ってます。セブの街中を見れば分かるのですが、セキュリティーガードや警官が銃を持ち歩いて警備しているのは、「安全」という意味ではなく、「危険」なので銃を持っていると言う意味として捉えて下さい。

Q4:セブに来て思うこと

A:セブは、第二次世界大戦の激戦区でもあります。まさか、私が場所、この国に来るとは思いませんでした。ですので、日本のために亡くなられた多くの方々の気持ちを忘れてはいけないと思います。これを機会に、もう少し深く歴史の勉強をしたいと思っています。

 

Q5:セブ在住日本人へメッセージをお願いします。

A:外国に住む日本人は、まず自分の生き方に対し「芯を持ち」、あるところでボーダーラインを引き、ここまではできる、できないの判断ができる日本人でいてほしいですね。それを持って、安全に暮らせていければ、幸せな土地かと思います。