2012-11/12特集*セブで働く/04.櫻井哲也さん
最近、セブの日本人在住者事情が急激に変化しています。
セブ領事館の調査によると、昨年から今年にかけてだけでも在留届を提出している人の人数が15%以上も増加。
語学学生の急増や、IT関係の日系企業の進出などにより、セブで働きたい人、日本人の求人を求める企業も急速に増えています。
そこで、今回は様々な業種でセブで働いている人をピックアップ。
「働く人」のインタビューをしてきました。
セブで免許取得、そしてパイロットに。
【名前】 櫻井哲也さん セブ在住歴6年
【職業】 パイロット
【セブにきた経緯】日本の航空自衛隊に3年半在籍後退職。その後セブにて免許取得、パイロットとなり現在に至る。
【仕事内容】 観光遊覧飛行のパイロット。お客様は観光客など90%が日本人。
【今後セブ在住予定】
何もなければ、このままずっと。
Q、日課など日常生活を教えて下さい
早朝にジョギング(不定期)、仕事柄休日が決まっていないので、家族と過ごせる時間もまちまちですが、休みの日は、庭の手入れや、お客様が置いていった雑誌や書籍を読書をしています。また昼くらいから家族でSMやアヤラに買い物に行きます。
Q、なぜパイロットに?
空を飛びたい飛びたいというのは、自分の夢でした。自衛隊では4年以上在籍でようやくパイロットの免許が取れるのですが、その前に退職してしまったので、パイロットの免許を取りたくて、様々な学校を探しました。
その中でたまたま弊社CebuTOPにたどり着き、操縦士のライセンスを取得。その後ここで仕事のお手伝いをすることから始まったのが今の自分です。
Q、日本と比べて、セブで働く違いは?
フィリピン人を動かすことの難しさは感じます。全ての事柄に置いて、期日どおりに行くことがほとんど有りません。
でも、好きな仕事をして、今の生活を楽しんでいるからだと思いますが、こちらでは、朝起きたときの憂鬱が全くないんです!
セブを始め、海外で働きたいと思う人は色々不安も有し、慎重になることも大事だとは思いますが、時には勢いも大切だと思います。
何か思いがあるならば、思い切って挑戦してみてください!
Q、今後の予定は?
大型旅客機もいいですが、大型だとパイロットがお客様と接する機会が大変少ないですよね、私の操縦する機体では直接お客様の顔を見て接することができるのが楽しく、私はこのタイプのパイロットが好きです。できれば、ずっとパイロットとしてセブにいたいですね。職業パイロットの定年は65歳ですが、プライベートなら何歳でもフライト可能なので、いつまでもこのセブの空を飛び続けたいと思っています。
セブポット2012、11-12月号 / 10ページ掲載