西田 弘一さん(56歳)
リタイアメントビザで暮らす 第1回は、日本で25年間TV局のディレクターとして超多忙な生活を送ってこられた西田さんに、充実のセカンドライフを取材させていただきました。
Q1.リタイヤメントビザを取得しようと思った動機は?
それが一番の動機です。
Q2.なぜ、セブを選ばれたんですか?
そこで、50歳を機にちょこっと新しい冒険をと考えたんです。会社を早期退職し、仕事で関連の深かった中国でのダイビング修行を検討したんですが、寒いので、他が良いかなと(笑)
TVマン時代、ニューヨークに1年間滞在した際、メキシコ人となぜか気があった。
これは、ラテン系文化を持つ国の方が、私には性に合うという感じがありました。
セブにはダイビング仲間もいましたしね。
Q3.ダイビング以外のライフスタイルは?
フリーランスのダイビングインストラクターとして生徒さんを教えている他、知り合いのラーメン屋さんでスタッフと、週に1回ビサヤ語と日本語の勉強会をしています。
また、SNN(新日系人ネットワーク)で週に3回フィリピン人に日本語を教えています。
リタイヤメントビザを取得したからセブに定住するという考え方ではなく、生活者の視点でアジア各国を回ってみたいという目標(スキップアラウンド)があります。
そのために日本語教師はいい経験だと思っています。
Q4.セブ在住日本人のコミュニティーとの関わりを教えて下さい!
来た当初は、ダイビング仲間だけでしたが、毎週金曜日に有志が集ってセブ市内のテニスコートでプレーし始めてから、輪が広がっていきました。
今では、ロングステイで住んでいる方だけではなく、日系企業駐在員の方々ともお付き合いしています。
Q5.フィリピンでロングステイを考えている方にメッセージを
ツーリストから在住者の視点になると、良い面でも悪い面でもセブの見え方が変わってきます。
その国の文化やマナーを学び、ルールを知ることがロングステイをする際に大切なのではないでしょうか?
一段一段登りつめて行くことを強いられるステップアップ型の人生ではなく、仲間とスキップしながら、様々なことを楽しみながら生きる、セブ風に言うと「アイランド・ホッピング型人生」も、中々面白いものです。
〜セブポット2009年5-6月号掲載〜
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