勝田 しのぶさん
3年前に主人を亡くした後、大好きなスキューバダイビングをするため、マレーシア・タイ・インドネシアなどの海を旅しました。
モアルボアルは、世界的に知られたダイビングのメッカなので、3年前に初めて訪れました。
その後、短・中期の滞在を繰り返している内にダイビング以外の魅力にも惹かれ、2010年4月から長期滞在を始めました。
Q2.リタイヤメントビザを取得された理由は?
観光ビザを延長すれば1年以上滞在が可能ですが、現在の円高の内に取得すれば1万ドルの預金+フィリピン政府への手数料も含め100万円以内で済むこと、また2ヶ月に1度、2時間以上かけてセブ(マンダウエ市)のイミグレーションに延長手続きに行くコストと時間を省くこともありました。
Q3.ビザ取得時のご苦労は?
大きな苦労はありませんでしたが、ビザ申請必要書類に日本の警視庁発行の無犯罪証明書の提出があり、日本から1年間有効のオープン航空券を購入していたので、その取得のために日本に戻るのは嫌だったのでセブ市内の日本大使館セブ事務所で申請をしました。
書類が届くのに2ヶ月以上掛かりました。
Q4.現在、どのような家に住んでいます?
モアルボアルのメインビーチから徒歩圏内の一軒屋を借りています。
大きな庭があるので、大家さんの承諾をもらって庭を改造しました。
Q5.家賃は?
家賃は12,000ペソ(約2万3千円)です。
Q6.毎日のライフスタイルは?
朝食を自炊し、犬達とビーチに1時間ほど散歩に行くのが日課になっています。
月に5~6日はダイビングに出かけ、他の日は、家事や庭の手入れ、日本のTVなどを観て過ごしています。
夜は自宅にいることが多いですが、フィリピン人の友人達とディスコやバーに出かけることもあります。
Q7.日々の食事や洗濯などは?
午前中だけ女性のヘルパーさん、そして日中毎日男性のヘルパーさんに来てもらって庭仕事や犬の世話などをして貰っています。
Q8.田舎暮らしの良い点は?
澄んだ空気やキレイな海がもちろん魅力ですが、都市部の人に比べ人も穏やかですし、安全も魅力ですね。
小さな町ですから皆知り合いですし。
Q9.田舎暮らしの不便な点
この町、未だATMが無いんです!
クレジットカードがほぼ利用不可能ですので、現金が必要な時は車で1時間ほどの町まで行かなければなりません。
また、食材の調達かな?
モアルボアルにも日本食が食べられるお店はありますが、調理が大好きなので普段は自宅で料理をしています。
ひき肉を作るグラインダーを買い、日本食材は、月に1度セブ市内の日本食材店に買い出しに行くのでかえって高い日本料理になっています(笑)
Q10.セブ田舎暮らし考えられている方への極意(笑)をお願いします。
地元の人と付かず離れずの関係を作ることでしょうか?
最初は、お金だけが目当てだったり、興味本位だけだったりする事も中にはありますが、辛抱して少しづつ地元に溶け込むことで、生活費そのものが安くなったり、周りの人たちが守ってくれたりすると思います。
借りている一軒家はプール付き
~セブポット2011年9-10月号掲載~
The Hatena Solutions Inc. 【Cebu Pot】
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