セブの天気・服装・地理


セブの天気・気候


フィリピンは熱帯雨林気候に属しているため、年間通して気温・湿度とも高く、過ごしやすいのが特徴的です。

ベストシーズンは3~5月の乾季の時期。
セブ島の場合は雨季と乾季の差がそれほどありませんが、雨期の最後にあたる12月~2月はまとまって雨が降る場合もあります。

「フィリピン=台風」を想像する人が多いかと思いますが、セブ島では台風の被害がほとんどありません。


服装


年間を通じて日本の夏服で問題ありませんが、航空機内やホテル、ショッピングモール内などではエアコンが効いていることがあるので、薄手のジャケットやカーディガン等があれば便利です。

(長距離バス、フェリー等で移動する場合も、エアコンが非常に効いていることが多い為、シャツ1枚では寒く感じることがあります)

また、日差しがきつい日が多い為、帽子やサングラスも必須。

レストランやショークラブ等の一部には、ドレスコード(服装規定)があり、ショートパンツやビーチサンダルでの入店できない場合もありますので、注意が必要です。

 


地理


 

セブ島地図

セブ州

セブ州は、セブ本島、マクタン島、バンタヤン島、カモテス諸島と他の小さな島々から構成され、フィリピンの首都マニラより南へ約584km(東京-大阪間の距離)の中部ヴィサヤ地方に属します。

ネグロス島(東)、レイテとボホール島(西)、シキホール島(南)、マスバテ島(北)に囲まれたセブ州は、外洋の影響を受け難く非常に穏やかで豊かな海が広がっています。州全域に美しいビーチやダイビングスポットが点在し、世界中のツーリストやダイバーの憧れの地となっています。

 

セブ本島

セブ州の中核をなすセブ本島は、細長く(南北に225km)伸びたセブ州最大(4,422平方km)の島です。
セブ州全体の人口約330万人(2,000年調査)のうち約90%がセブ本島に居住し、東海岸中央部にある州都セブ市(人口約72万人)を中核に6つの地域から形成され、セブ市を中心としたメトロ・セブ(セブ市、マンダウエ市、ラプラプ市、タリサイ市)は、メトロ・マニラに次ぐ大都市圏を形成しています。

また、スペイン植民地時代の旧跡が残るのがセブ市で、最近ではフィリピン最大のショッピングモール・チェーン「SM(シュー・マート)」や「アヤラショッピングセンター」なども登場し、ツーリストを惹きつけています。

 

 

 

マクタン島

セブ本島から2つの橋で結ばれたマクタン島(ラプラプ市)は、数多くのリゾートホテルが集中しており、一般にツーリストの方が「セブ」と呼ぶのは、マクタン島を指す場合が多いようです。

 

 

 

セブ本島南部

セブ島南部には、数々のダイビングスポット(アポ島、バディアン島、ペスカドール島など)が点在して世界中のダイバーのメッカとなっています。その代表的なのががモアルボアル(Moalboal)で、ホテルやダイビングショップが多数あり、現在ではダイビングの中心拠点としてマクタン島に継ぐ大リゾートエリアになっています。

また、セブ最大の滝「カワサン滝」がモアルボル市内から40~50分の距離にあり、観光名所となっていて、滝つぼで泳ぐこともできます。その他、セブ最南端のリロアン・サンタンダーエリアもアポ島・ネグロス島・シキホール島などへのアクセスが非常によく、いまだ手付かずの自然が残されるダイバーには魅力の土地です。

 

 

 

セブ本島北部および近くの島々

セブ島北部は、観光地化があまりされておらず美しい海と手付かずの自然が満喫できるエリアです。1742年に建築された歴史的なサント・トーマス教会、セブ北部への入り口で交通の拠点であるダナオ市や、バンタヤン島への中継地点ボゴなど手付かずのセブが残る地域です。

また、バンタヤン島やマラパスクア島は、美しい自然と海が残され、特にマラパスクア島は「第2のボラカイ島」として欧米ツーリストの人々の目的地として注目を集めています。